紅葉
平地ではまだまだの感はありますが、標高の高いところでは紅葉を楽しめるようになってきました。
今度の日曜日はお天気も良さそうなので紅葉狩りのお出かけにはいいかもしれませんね。
写真は10月15日(日)に護摩壇山付近の標高約1300mの地点でで撮影したものです。
全体的にはまだまだ見頃にはなっていませんでしたが、この週末にはもっとよくなっていると思います。
さて、これから紅葉の見頃を迎える木々もふつうは緑色ですよね。
光合成に必要な葉緑体に含まれるクロロフィルという緑色の色素がその正体です。
秋になると木々が冬を越す準備に入りクロロフィルが分解され、葉を赤く染めるアントシアニンという赤い色素が合成されます。
また、元々葉にはカロテノイドという黄色の色素が含まれていますが、クロロフィルに比べ量が少ないので普段は緑色に圧倒されて目立ちません。
秋になりクロロフィルの分解が進むとこのカロテノイドの黄色が目立つようになり黄色い葉が増えるというわけです。
お子様と紅葉狩りにお出かけなさるときには、ちょっとこういうお話もしてあげてください(^^♪